2011年1月11日 (火)

毎月11日は「対話の日」

今日は、1月11日。
私が勝手に決めたのですが、今年から、毎月11日は、「対話の日」です。
人が並んで「対話」をしているように見えるからです。

「対話」というものは、日頃、無意識にしているため、その重要性を忘れがちです。
そこで、月に一度(11日)くらいは、「対話」の価値を再確認したいものです。
特に、〈対話法〉の原則を思い出して、それを日常の生活に活かすよう、心がける日にしたいです。

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2006年8月29日 (火)

コーチングと〈対話法〉

一昨日(8/27)は、新潟県上越市の上越市市民プラザで開かれた「くびき野市民活動フェスタ2006」という催しに参加してきました。日本対話法研究会の会員である、上越〈対話法〉研究会のメンバーが、イベントの一つとしてワークショップを企画していたからです。

今回のワークショップがユニークだったのは、なによりも、日本コーチ協会日本海チャプターとの共催だったということです。
「聴くことから始めよう」を共通のテーマとして、傾聴に焦点をあてたワークを行ないました。
前半は上越〈対話法〉研究会のメンバーが、後半は日本コーチ協会日本海チャプターのメンバーがファシリテータとなって、それぞれのスキルの説明と基本的な練習である体験型のワークが行なわれました。

私は、コーチングについては、本で読んだだけだったので、私にとっても貴重な体験になりました。

コーチングでは、傾聴に加えて、クライアントに適した質問をする(訊ねる)ところに特徴があります。それによって、クライアント自身がもっている「こたえ」を導き出していくのです。

私も、参加者と2人組でコーチングを体験してみて、自分の「こころ」と「あたま」が活性化していくのを感じました。ただ、ちょっと喋りすぎて、のどが疲れましたが……。

コーチングのデモンストレーションを見ていて気づいたのは、想像していた以上に、傾聴スキル(〈対話法〉では確認型応答と呼んでいるスキル)を使っていたということです。

クライアントに適した質問をするには、相手の発言をできるだけ正確に理解しなくてはなりませんから、きちんと相手の話を聞くことが、やはり第一に必要なのだということを、コーチングから改めて学ぶことができました。

上越〈対話法〉研究会が開いている定例の練習会には、プロのコーチの方も参加しています。
コーチは、傾聴スキルだけでなく、そのさらに先のスキルを身に付けているので、どうして、傾聴スキル(確認型応答)だけを練習する〈対話法〉の会に参加しているのか、常々不思議に思っていたのですが、今回、コーチングを体験してみて、その理由がよくわかりました。

〈対話法〉は、傾聴スキル(確認型応答)だけを徹底的に練習するので、コーチの方にとっても、傾聴スキルをさらに磨く場になっているのでしょう。

ところで、「こころ」が十分に元気で、もう一歩先に踏み出したいという人にとっては、〈対話法〉の確認型応答のみでなく、コーチングのように適切な質問をすることによって、その人が自ずから活性化していきます。

イベントが終了してから、当日参加して下さった、日本海チャプター代表の木伏あづささんと、このような話をしましたが、これからも、〈対話法〉とコーチングで交流を深めて、互いの特徴を学びあっていきたいと思いました。

■主催者による概要報告がありますので、ご覧下さい。
 なお、コーチの立場からの感想としては、「上越でコーチングと対話法」が参考になります。

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2006年8月 5日 (土)

心の病を予防する

先日、東京で開かれた日本心理学会主催の公開シンポジウムに行ってきました。

「こころとからだの健康の心理学」のテーマで、3氏が話されましたが、私には、特に、久保田浩也氏(メンタルヘルス総合研究所)による「より効果的なメンタルヘルス活動への思考と方法--企業と職場を中心に--」が印象的でした。
久保田氏は、1970年代に、日本生産性本部の「メンタルヘルス研究委員会」で、筑波大学の内山喜久雄教授(現筑波大学名誉教授)らと活動をしてきた方です。

内容は盛りだくさんだったのですが、私なりに一言でまとめると、

■メンタルヘルスの向上においては、心の病気の早期発見・早期治療に力を入れるだけでは不十分であり、身体の病気と同じように、健康なときからの予防が大切である。

ということになるでしょうか。

そして、久保田氏は、「心の体操」というものを提唱しています。
講演中に、少しばかり実習をしたのですが、それによると、これは、自律訓練法を、さらに簡略化した方法のようです。

久保田氏は、この体操を、「いつでもどこでもできる」「短時間でできる」「効果がある」「機械・器具を使わない」「ランニングコストが不要」「誰でもできる」「安全である」「集団で一斉にできる」「一人でできる」などを考慮して考えたそうです。
私が提唱している〈対話法〉と同様のコンセプトであることが気に入りました。

身体の病気がそうであるように、心の病における予防的な活動の重要性を痛感した一日でした。

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2006年7月11日 (火)

JAL「安全啓発センター」見学

今日は、JAL(日本航空)が4月24日に開設した「安全啓発センター」(東京都大田区羽田空港)を、私も会員になっているNPO法人「失敗学会」のメンバーと見学してきた。

このセンターのメインは、1985年8月に起きたJAL123便の事故に関する展示であり、「安全アドバイザリーグループ」の提言に基づき、「実物は重要な教科書」という基本精神にのっとって開設されたものである。

事故の直接原因とされている後部圧力隔壁の実物が、不適切な修理部分の模型を添えて展示されているのは、たいへん貴重なことである。
また、そばで見ると驚くほど大きい垂直尾翼や、客席の一部などの残存機体、また、ボイスレコーダーなどの実物も心に迫ってくる。

安全啓発センターは、社員の安全意識確立を目的として開設されたものだが、一般の見学も受け入れているのは、ありがたいことである。

当ブログの「確認はヒューマンエラーへの対応策」でも紹介した「日本航空グループにおけるヒューマンエラー防止策の再徹底」という改善策とも関連して、安全に対するJALの真剣な姿勢がうかがえる施設であった。
この「姿勢」の効果が現れることを願うものである。

「安全啓発センター」の詳しい案内は、下記のJALのWebサイトにある。
http://www.jal.com/ja/press/0000535/535.html

なお、NPO法人「失敗学会」では、分科会の 『失敗体験ネットワーク』のメンバーが全国の失敗体験に関連する施設を調査して、情報をデータベース化している。
最近、データベースが「失敗体験施設名鑑」として一般公開されたので紹介する。
まだ数は少ないが、貴重な失敗事例を今後に活かす一助になればと思い、メンバー一同、資料集めに奔走している。

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2006年6月 4日 (日)

山は見る場所によって形が違う

 わたしが住んでいる群馬には赤城山があります。この山は、どこから見るかによって、かなり形が違って見えます。

 話し合いや会議などで、メンバーの意見が対立していたり、気持ちがかみ合っていない場面を客観的に見ていると、まるで一つの大きな山の形について、山の向こう側とこちら側で論じ合っているように思われることがあります。
 問題なのは、対立しているメンバー同士が、自分たちが互いに異なる場所から見ていることに気づいていないことです。

 同じ山でも、見る方向が違うと、全く違った姿に見えます。
 きっと同じ気持ちのはずなのに、どうも話がかみ合わないで堂々巡りをしている場合、こんな可能性(見ている角度が違う)に誰かが気づいて指摘するだけで、話し合いが一気に進展することがあります。

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2006年5月21日 (日)

問題解決が早いブリーフ・セラピー

今日は、失敗学会の会議があったので、東京に行ってきた。
私の場合、生産現場・医療機関・交通機関などにおける失敗や事故への対応と防止に「確認型応答」が役立つのではないかという観点から、失敗学会の活動に関わっている。

行き帰りの電車の中で、短期療法(ブリーフ・セラピー)の本を読んだ。ここ数年、ますます注目されてきたセラピーの一種である。

従来(と言ってもいろいろあるが)のセラピーとの大きな違いは、基本的に、クライエントがかかえている問題や症状の原因探しをしないところにある。
生育歴や原因はともあれ、とにかく悩みや症状が改善すればいいという、つまり前向き(解決志向)な対応をしていこうという考え方が根底にあるからだ。

私も、数年前から、このセラピーを取り入れている。そのためか、問題や症状がそれほど深刻でないクライエントの場合、文字通り、2〜3回でカウンセリングが終わるケースが増えてきた。

参考文献:スコット・D・ミラー、インスー・キム・バーグ著『ソリューション・フォーカスト・アプローチ』金剛出版

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2006年5月 9日 (火)

ブログって面白そう!

以前からブログのことは知っていたけれど、自分ではじめようとは思っていなかった。

ところが、昨日、たまたま、「広川芳恵のココロのまんなか」というHPに出会い、彼女が、私の友人の妹尾信孝さんの講演を聞いて「涙が止まらなかった」と書いているブログの一文「愛を感じる心」(2005.10.18)が目に止まった。

広川芳恵さんというのは、館林市出身のタレントさんだそうだ。
思いがけない形での人との繋がりに感謝するとともに、ブログもあなどれないなと思った。

こんな形で、人との繋がりが広がっていくことを願って、今日からブログを書くことにした。

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