読みたい本が図書館にないとき
カウンセリング、特に来談者中心療法について研究しようとすると、ロジャーズの原典にあたる必要が出てくる。しかし、岩崎学術出版社から刊行されている『ロージァズ全集』全18巻(別巻を含めると23巻)は、現在絶版になっているものもあり、なかなか全部は手に入らない。
そこで、役立つのが図書館の「図書館間貸出(ILL)」(無料で利用できる)というシステムである。近くの図書館にない本でも、そこで予約申し込みをしておけば、「図書館間貸出」をしている大きな図書館から借りてくれるという便利な制度である。
どこの図書館においてあるかは、あらかじめ「Webcat Plus」で調べておくと便利だ。
市販されている本は、ほとんど上記の方法で借りられるが、市販されていない論文などは、国立国会図書館の複写サービス(有料)を利用して手に入れられる。
これらのいずれかの方法を使って、必要とする文献に目を通すことができるのである。
昨日、近くの市立図書館から、先日申し込みをしておいた『ロージァズ全集』が届いたとの連絡があったので、これから借りに行こうと思う。
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