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2006年6月23日 (金)

話の要点といっても2種類ある

コミュニケーションにおいては、 「文章や話の大事なところ(要点)に着目しよう」と言われます。
しかし、大事なところ(要点)が、実は2種類あるということはあまり指摘されていないようです。

その2つというのは、

1.自分にとって大事なところ
2.相手にとって大事なところ

です。

ひとはそれぞれ性格も考え方も違うのですから、多かれ少なかれ、この2つは違っていて当然です。
問題なのは、そのずれに気づかないでいることです。
つまり、相手も自分と同じところが大事なのだろうと思い込んだままでいることです。

思い込み(これはやむを得ないことです)自体が悪いのではなく、思い込みが放置されていることが問題なのです。
話のすれ違いや誤解による対人トラブルは、たいていこのような場合に起こります。

そこで、「自分にとって大事なところ」と「相手にとって大事なところ」は違っていることがある、と認識するだけでも、コミュニケーションの質を高めることができます。

なお、「自分にとって大事なところ」は自分のことなので、比較的分かりやすいのですが、「相手にとって大事なところ」は、いくら相手の立場になって想像してみても、あくまでも想像でしかありません。それが合っているかどうかは、それを相手に確かめてみなければ分かりません。

わたしが〈対話法〉で、「相手が言いたいことの要点の確認」を強調しているのは、このためです。

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